SURF

Diversity
40年近く(なんとか)サーフィンを続けてきた身としては振り返ると多くのことが見えてきます。 私が始めた頃、ロン [...]

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2016 . 06 . 12

40年近く(なんとか)サーフィンを続けてきた身としては振り返ると多くのことが見えてきます。

私が始めた頃、ロングボードは見かけませんでしたが、完全にショートボードというわけでもなく、ロングからショートへのトランジッションの時期でした。

アルバイトをして貯めたお金で初めて買ったボードはT&Cのデーンケアロハモデルの7.7でした。シングルの今で言うトランジションボードです。

その後、瞬く間にショート全盛の時代になり、いつの間にか私のボード古臭いDINOSAURなものになっていました。

私もみんなにつられて5.1のAIPAのツインフィンに乗り換えましたが、これが癖のある代物でそれまで楽しかったサーフィンが少しつまらなくなってしまいました。

コンテストにおいても如何に派手なパフォーマンスを見せるかが競われ、優雅なスムースなサーフィンは陰を潜めました。

それから月日は流れ、ジョエル・チューダーに牽引されロングボードは完全に膾炙されるようになりました。

私もすぐさまロングを買ったのですが、その板はボンガパーキンスが乗っていたようなロングなのに良く動くアグレッシブな板でした。コンテストにおいてはまだ派手なカットバックやフローターが高得点をあげていたのですからそれも仕方のない事でした。

ところがワールドチャンピオンを獲得したジョエルが突然コンテストから身を引いたのです。彼は独自のサーフィン哲学を持って新たにダクトテープなるものを主催し今も乗り続けています。

この頃から本格的なロングボード多く作られるようになったと記憶しています。

今持っているジョエルの9.4ノーズライダー、クリスクリステンセンの9.6のグライダー、ボブオルソンの10など今持っているボード達です。

2008年ころからまた新しいムーブメントが起こり始めました。オルタナティブ系と呼ばれる人たちです。タイラー・ウォーレンなどその代表でしょう。

彼らは70年代のアウトラインを持ったミッドレングスと呼ばれる板を使い、流れるようなサーフィンを特徴とします。ノーズに行くことよりも波と一体になってスムースなサーフィンをするのが真骨頂です。

こうして私のサーフィンを始めた時のようなトランジッションボードが世に送り出されてきたのです。

もちろんコンテストの世界は厳然と存在し、その中で高得点を上げるにはそれなりの技が必要なのは変わりありません。

しかしながら今は選べる時代になりました。当時のようにロングかショートかではなく、ロングもいて、ショートもあって、トランジションもありという多様性を持ってきたのですから、今サーフィンを始める人は本当に幸せです。どんなサーフィンをしたいのか、それを考えボードを選ぶことが出来るのです。

私も家人には内緒でチョコレートフィシュの7.1のミニグライダー購入しちゃいました(笑)


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