ビーチピープル

サーフィンをしている人なら訝しがる御仁は少ないと思いますが、このサーフワックスが発売された当初、女の子がこのワックスを購入して家に持ち帰ると、この商品名を目にした親がサーフショップにものすごい剣幕で苦情の電話をしたという話も強ち嘘ではないと感じてしまう程、旨いネーミングだと思うのです。
もっとも当時はこんな言葉や図柄で大人を遊んでしまうような風潮が有ったのも事実です。吸ってもいないのにマリファナの葉っぱのロゴの付いたジッポーライターやTシャツも其の類でした。ナチスのマークなんてものもありました。まあ、そんな時代でした。
話をワックスに戻しましょう。その後、ワックスも沢山のメーカーから発売されるようになりました。ワックスでなくデッキ全面に滑らないパッドを貼るような製品もありますが、夏場に砂が隙間に入り込んで私は個人的には好きになれませんでした。
昨年も70度でも溶け出さない、環境にやさしいワックスというものを購入しましたが、これが滑って使い物になりませんでした。滑るし、リムーバーを使って除去しようとしても中々取れません。本当にやっかいな代物でした。やはりワックスの目的は滑り止めです。まずこの基本性能がなければ意味がありません。
とうことで今でもこのSEX  WAXのお世話になっています。ワックスを塗ると仄かなココナッツの匂い。やはりこれがスタートアップの印でしょう。来年は何回この匂いとともにFUN SURFIN’が出来るのでしょう。私にとってやはりこのSEX　WAXは永遠の必需品のようです。笑