巡礼の道 バスク料理

247月2018

巡礼の道 バスク料理

ご存知のようにレコンキエスタとしてイスラム教に征服されたイベリア半島領土回復のために騎士団が通っていった道を巡礼の道と言います。

ところが調べてみるとこの道は3通りあったようです。一つはフランス南部から地中海に近い場所を通るルート、もう一つはフランス北部から大西洋に近い場所を通るルート、そしてビレネー山塊の真ん中を抜けていく最も過酷なルートです。

断っておきますが、私はキリスト教徒でも、イスラム教徒でもありません。なぜこんなことを言っているかと言うと、この道が私の好きなバスク地方を多くは通るからです。以前は独立運動が盛んな頃には血なまぐさい事件もありましたが、今は落ち着いているようです。

そして何と言ってもバスク料理。これが日本人の口に合うのです。ピマンテスペレットという唐辛子とパプリカの中間のような調味料もしかり、魚介も多く使い日本人の口によく合うのです。この夏、所用でポルトガルとこのバスク最大の町、ビルバオに行く予定の息子にそんな土産も買って来てもらいましょう。

ツールもアルプスを終えると最終盤のビレネー山塊での戦いになります。そんな思いも乗せて、海辺のデッキでこんな本でも読みながら旅情を楽しむのもこれまた一幸かと・・・

 


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