My Board on my mind Kamakura

1111月2014

My Board on my mind Kamakura

19歳でサーフィンを始めてから子育て転勤など多少の空白はありましたが、通算すると30年以上もなんとか続けてくることが出来ました。ところが妻は子供たちと一緒にビーチに来ることはあってもロングボードには乗らないと頑なでした。

ところがどうでしょう。今年の夏、友人のプロサーファー(JPSAに参戦しているリアルコンペティションサーファー)にボードを譲ってもらってからは俄然サーフィンに夢中です。ウエットスーツもオーダーし、ブーツや手袋まで新調しました。

妻は40歳の手習いならぬ50歳の手習いですが、サーフィンをやった人生とやらなかった人生を考えると、犬が繋げてくれた「縁」に感謝です。

よく定年したら蕎麦打ちを始めたいという人がいますが、そんな人は蕎麦打ちは始められません。「縁」を感じたらその場でトライするのです。

サーフィンをやっていて感じるのはどんな波でも入れるときは海に入る事が大切です。波が小さければ小さいなりの楽しみがあります。沖までニーパドルで出てみると、水面に浮いた海藻にシイラが寄っていたり、鱸がイワシを追って海面をジャンプしたりする姿が見られます。陸にいたら決して見られない光景です。

先日、BEACH PEOPLEがMOUNTAINにいって木立に車をぶつけてしまいました(笑)修理費19万円は痛い出費ですが、その御蔭で愛犬を連れて郷里に立ち寄ることが出来ましたし、無くなってしまったと思っていた思い出のお店が健在であることも知りました。

何事も悪いことばかりではありません。良いことがその裏側にあります。それがサーフィンが私に教えてくれた自然体の生き方かもしれません。サーフィンに感謝です。


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